福江島の墓地の花は凄かった!

 

子供の頃、団地のお隣に住んでて、よく遊んでくれたおばあちゃん。
その人に会いに五島列島の福江島に初めて訪れました。
私が訪れた時は「台風接近中」だったけど、運のいい私は島をたっぷり堪能しました。
これは私が一人レンタカーで島めぐりをした時に感動した思い出のひとつ

島のあちこちに点在している「墓地」
別にお墓参りの時期でもないのに、どこもお花がたくさん。
色とりどりの花が咲き誇っている。
墓地っていうと「暗い怖い寂しい」イメージがあるけど、そんなことがない。
「お花畑みたいできれいだな~、怖くないし、見てると気分上がるな~」だった。

そんなに島の住人は多い感じはしない。
島民にも観光客にも、ちょっと出会うくらい。
島の教会巡りでも遭遇する人は少ないから、ほぼ観光地を貸切状態。

花を枯らさないように、こまめに墓参りをしてる?
それが島ぐるみなのかな?
そうなら凄いな~と思っていた。

私が知る「墓地」は、墓石の数は多いけど、お花が供えてあるのは数える程度。
うちのお墓は近くにないから、私に墓参りの習慣は全くない。
だから、なおさら見かける「墓地は寂しい」イメージが強い。

あまりに素敵だったので、車を止めてとある「墓地」に近づいて驚いた。
なんと、お墓を彩っていたのはカラフルな「造花」だったのだ!

一般的な「生花」ではないけれど、なんだか凄くほっこりした。
住んでいる人は決して多くないであろう島で、寂しいであろう墓地が明るく賑やかだ。
日持ちのする生花を供えても、枯れたままにはしておけない。
島ではこまめに通うの大変だろう。

手抜きだと考える人もいるかもしれないけど、私はいい知恵だなぁと思った。
最初に「造花」を供えるのは勇気がいりそう。
けれど、自分が入るならここのお墓に入りたいなぁと思った。
目に寂しくないから「あたたかみ」を感じられそう。
亡くなって訪れる人がいなくても、花が和めてくれそうな感じ。

遠目に見ると花畑のような賑わいの「墓地」。
ほんとに温かみを感じて、こうゆうのは素敵だなぁと思った。
都会の寂しい墓地よりは断然いいと思う。
こっちでもマネしてもいいんじゃないかな?
お墓の礼儀作法とかあって、ちょっと勇気がいりそうだけどね。

五島列島は全体的にしてそうだけど、他にもしているところはあるのかな?